プライベートカスク2021-2ボトリング受付中

2021年に樽詰めしたプライベートカスク2021-2のボトリングを受付中です!
3年熟成後のエンジェルズシェアは、驚きの高さ。その分、熟成は早く進むものと思われます。特にオクタヴサイズは、早めのボトリング がオススメです。
まずはお手元にあるオーナー証明書をご確認ください。

【ボトリングの流れ】

ボトリングは、原酒の熟成が3年に達したときから可能になります。3年を超過した時点で、蒸溜所にて原酒の計量、アルコール度数の検査を行います。
完了後にオーナー様へ個別にご連絡いたしますので、ボトルサイズやボトリング度数をご検討のうえ、ご返信ください。

 

【ボトリングの受付期限】

オクタヴ 2025年

*個別のボトリング可能期間については、オーナー証明書をご確認ください。
期間内にご依頼がなかった場合は、ボトリング可能期間終了時にボトリングをいたします。

【熟成期間満了からお届けまで】

 
  1. 熟成が3年に達し、ボトリング可能となった段階で、蒸溜所にて原酒の計量を行います。

  2. オーナー様に原酒のアルコール度数や内容量をご連絡します。
    (ご連絡の目安:3年経過日から1ヶ月程度)
    同時に
    ボトリングオプション選択のリンクをお送りいたします。度数や内容量を考慮した上で、下記の項目についてお決めください。
    加水の有無
    ・ボトルの容量(500mlまたは700ml)
    ・ボトルに印刷する名称
    ・ボトルを送付する住所
    ・オリジナルラベル作成の場合は、ラベルデータの入稿
  3. ボトリング完了後、ボトリング諸費用の金額、そのお支払い方法をご連絡いたします。
    諸費用をお支払いください。
  4. 入金を確認後、ご登録いただいているご住所にボトルを発送いたします。
    (3から最大2ヶ月程度)
  5. オリジナルラベルを作成する場合は、ボトルとは別に発送いたします。お客様ご自身で貼付ください


オプションの内容についてのご説明

エンジェルズシェアについて

【重要】静岡蒸溜所のエンジェルズシェアについて
エンジェルズシェア(天使の分け前)とは、ウイスキーを樽で熟成する過程において、樽から空気中に原酒が蒸散して、樽の中の内容量が減る現象を指します。スコットランドで内容量の年間平均2%が蒸散すると言われ、日本国内ではより高い3〜5%と言われます。

静岡蒸溜所は、国内においても温暖な環境にあって熟成が早く進んでいる分、エンジェルズシェアとして蒸散していく量も、かなりの割合になることが分かりました。

・オクタヴ
樽が小さくなればなるほど、内容量あたりの樽の表面積の割合が増えるため、熟成が早く進むようになる一方、蒸散する量も多くなります。オクタヴの樽の年間平均エンジェルズシェアは15%前後にもなります。
このサイズの樽は、熟成年数が若くても、しっかりとした味わいが感じられる、とテイスティングされたオーナー様から評価をいただいています。
オクタヴはエンジェルズシェアが顕著に高いことから3年熟成でのボトリングを強く推奨し、3年に到達した段階でボトリング工程へ進行いたします。

 加水しない(カスクストレングス) or 加水する(下限46%) 

プライベートカスクは加水の有無をお選びいただきます。

全てのボトルは、同じ度数でボトリングします。製造の都合上、異なる度数でのボトリング(一部カスクストレングス+一部加水など)は、承ることができません。

■加水をしない(カスクストレングス)
樽の中の原酒を、払い出したそのままの度数(カスクストレングス)で、加水しないでボトリング。一部ボトリングを選択した場合は、こちらになります。
樽出し原酒のアルコール度数は、熟成が進むにつれ、多くの場合は緩やかに度数が下がり、62%〜55%くらいになりますが、一部の樽は63%より度数が上がる場合もあります。

■加水する(下限46%)
原酒を、オーナー様ご指定の度数に加水します。加水は、グラスで飲むときにも出来ますし、いったん加水してしまうと元の度数に戻すことはできないため、基本的には加水をしない(カスクストレングス)をお勧めします。
加水後のアルコール度数の上限はカスクストレングス未満から、下限はアルコール度数46%です。(静岡蒸溜所では原酒の持つ豊かな風味を残すために、冷却濾過を行いません。そういった原酒は46%未満だと、濁りや澱が発生する可能性があるためです)

 公式ラベルのみ or オリジナルラベルを作成する

■公式ラベル
ボトルには、下記のような内容の公式ラベルを必ず貼り付けいたします。このラベルには、ウイスキーとして必要な表示と、プライベートカスクのデータが全て含まれています。(ラベルのデザイン・内容は、必要に応じて変更します)

■オリジナルラベル
オーナー様のご希望により、オーナー様ご自身がデザインされたオリジナルラベルを印刷して、公式ラベルの反対側に貼り付けすることができます。(アスタモリスの東海道五十三次シリーズのように、ボトルの両面にラベルがある状態です。)
オリジナルラベルのサイズは、公式ラベルと同じ大きさです。ご指定いただいたデザイン1種類を、ボトリング する本数と同じ枚数作成します。

デザインのデータは、下記の形式でお送りください。

●デザイン入稿
データ形式:.jpg .pdf .ai  .psd(AdobeIllustrator)
サイズ:1MB以上
ラベルサイズ:幅86mm×高さ120mm
*文字や画像は、外縁3mm内側まで

<ラベルのデザイン、内容について>
基本的に自由ですが、下記に抵触すると弊社が判断した内容はお受けできません。
・酒税法に触れるような文言(熟成年数と見間違うような数字など)がある場合
・別の商品や別の原材料などと誤認される場合
・他者のブランド、商標を侵害する場合
・著作権法に違反する場合
・公序良俗に反する場合

オリジナルラベルは、後日ボトルとは別にお届けいたします。カスクオーナー様ご自身の手で、ボトルに貼り付けることができます。

 ラベルに記載する名称

ボトルに印刷する名前をお知らせください。
カスクオーナー名以外の名称もお受けできます。文字数が多くても印刷は可能ですが、その分、サイズが小さくなります。
フォントは、弊社が提示する中から選ぶことができます。

 ボトルを送付する住所

ボトルは、紙製のチューブに入れたもの500mlの場合12本、700mlの場合6本を1箱とし、国内の住所宛に発送いたします。

国外へは発送することができません。
国外への持ち出しを希望される場合は、工場渡しEX-WORKSでのお渡しとなります。輸出などの手続きは、オーナー様にてお願いします。

 諸費用について

ボトリング時の諸費用は、以下の通りです。
ボトリング準備完了後、算出した金額をご連絡をいたします。諸費用のお支払いが確認できましたら、ボトリングした後、ご登録いただいた住所へお送りいたします。

■諸費用

・ボトリング費用
500ml:1本あたり550円(税抜)
700ml:1本あたり770円(税抜)

・オリジナルラベル制作費用(オリジナルラベルを希望する場合)
ボトル1本あたり500円(税抜)

・配送費用
500ml:12本箱入り
本州:1,390円/北海道:2,000円/沖縄:2,464円(全て税抜)
700ml:6本箱入り
本州:1,045円/北海道:1,545円/沖縄:1,745円(全て税抜)

・酒税(ボトリング時の法律で定められた金額)
ボトル1本につき、アルコール度数 × 10円 × ボトル容量(リットル)(2021年1月1日現在)

・消費税(ボトリング時の法律で定められた金額)
総支払い額(お申込金額+ボトリング費用+オリジナルラベル作成費用+配送費用+酒税)× 10%(2021年1月1日現在)

・その他の税金(ボトリング時の法律で支払が定められた税金)
特に無し(2021年1月1日現在)

詳しくは、こちらをご覧ください。
プライベートカスク2021-2 規約

6. よくある質問(FAQ)

Q:ボトリング時にかかる諸費用はどのくらいですか?

A:諸費用については、度数やボトリング本数によっても変動いたします。仮にオクタヴサイズ(英国産100%)をお申し込みの方が、500mlボトル42本または700mlボトル30本(本数は樽によって異なります)でボトリングした場合は、以下のようになります。
*アルコール度数60%
*オリジナルラベル希望の場合

Q:納期はどのくらいですか?

A:諸費用を含め、全てのご入金が確認できてから2ヶ月程度かかります。ただし、他のオーナー様からのボトリングが重なった場合は、さらに時間がかかる場合があります。

Q:ボトルをいくつかの場所に分けて、配送してもらえますか?​​

A:弊社からの配送先は、ご指定いただいた1カ所へのみとなります。ボトルは、紙製のチューブに入った状態で、500mlの場合12本、700mlの場合は6本毎にダンボール1箱に入れて(端数が出た場合も、1箱と数えます)お届けいたします。

Q:ボトリングオプションの連絡を忘れたら、どうなりますか

A:3年経過後に弊社からボトリングのご案内(原酒の計量結果・オプションの確認)をいたします。
ボトリングオプションのご返信がなかった場合は、期間の満了を以ってボトリングいたします。カスクオーナーと連絡が取れず、さらに連絡が取れない期間が6ヶ月間を経過した場合は、契約は破棄されたものとして、キャンセルの手続きをいたします