ガイアフローシングルモルト日本ウイスキー 静岡ポットスティルW 純日本大麦 初版
World Whisky Awards 2024日本地域 シングルモルト/スモールバッチ部門ベストジャパニーズ受賞(ノンエイジステートメントカテゴリー 金賞、カテゴリーウイナー受賞)詳細はこちら
「プロローグW」の流れを汲む「Wシリーズ」第3作にして、「ポットスティルW」の第2弾。
蒸留機Wのみを使用し、さらに原料の大麦麦芽は日本産100%という特別なウイスキーです。
シングルモルトウイスキー(単一の蒸溜所の原酒のみ)であるだけでなく、単一の初留蒸留機からの原酒のみで構成。そのため、「シングルウォッシュスティル・ウイスキー」と表記しています。※静岡蒸溜所特有の表現です
前作が外国産大麦100%であったのに対し、日本大麦を100%使用しています。
商品名は、「W」シリーズ最新作であり、日本大麦麦芽を100%使用したファーストエディションであることから、「ポットスティルW 純日本大麦 初版」としています。
今回のリリースは国内販売数量2,500本限定となります。
◆品目:ウイスキー◆原材料:モルト(国産)◆アルコール度数:55.5%◆内容量:700ml◆日本国内販売本数:2,500本◆希望小売価格:18,150円(本体価格16,500円)◆発売日:2023年5月下旬◆本商品は、日本洋酒酒造組合の定めるジャパニーズウイスキーです。
現在、ジャパニーズウイスキーに限らず、世界中で造られているモルトウイスキーのほとんどは、大麦の生産地を明確にすることはありません。
しかし、徐々に地元産の原材料を使用したウイスキー造りに注目が集まっています。
日本産大麦は収穫量が少なく高価であるため、大量の麦芽を必要とするウイスキーづくりにはほとんど用いられてきませんでしたが、静岡蒸溜所では、製造を開始した2016年から日本産大麦を使用しています。大麦の産地ごとに分けて仕込み、テロワールを感じられるウイスキーづくりを行ってきました。
さらに、静岡県内産の大麦でウイスキーを造るという目標のもと、これまで大麦栽培をしてこなかった県内の農家と協働。現在では全生産量の1割を県内産大麦で賄えるほどに収穫量が増えてきています。
日本の大麦農家を支援すると同時に、土地由来の麦の味わいがウイスキーに与える影響を探求しています。※当商品には静岡県産大麦は使用しておりません
静岡蒸溜所の特徴である、世界的にも希少な薪直火を熱源とした蒸留機は、Woodfired(薪の炎)を意味する「W」と呼ばれています。
燃料となる薪は、静岡の豊かな山の営みから溢れ出た針葉樹の間伐材。地元のきこりが、ひとつひとつ手で割って薪にしています。その薪を燃料に、ウイスキーを蒸留しています。
再生可能エネルギー事業にルーツがあるガイアフローが、200年以上前の蒸留技術を現代に蘇らせました。
スチームによる間接加熱では摂氏150℃程度のところ、薪直火では摂氏800℃という高温に達します。
このように高い温度で加熱することで、コクと力強さ、心地よい香ばしさを持った原酒が造られています。
本製品では、熟成期間が48ヶ月前後の原酒をブレンドしています。熟成に使った樽は、exバーボンバレルのみでした。