ガイアフロー静岡蒸溜所
シングルモルトウイスキー
発売のご案内

ガイアフロー
シングルモルト日本ウイスキー 
静岡 ポットスティルW 純日本大麦 2024年版

SINGLE MALT JAPANESE WHISKY
SHIZUOKA
POT STILL W
100% JAPANESE BARLEY 2024 EDITION

WWA2024 にてベストジャパニーズ・スモールバッチシングルモルトを受賞した「ポットスティルW 純日本大麦 初版」と同じ、国産大麦と薪直火蒸留機の組み合わせ。
その最新エディションとして登場します。

◆アルコール度数:55.5%
◆内容量:500ml
◆販売本数:5,000本(国内限定)
◆希望小売価格:14,905円(税込)
◆発売日:2024年9月下旬

日本産大麦100%

現在、ジャパニーズウイスキーに限らず、世界中で造られているモルトウイスキーのほとんどは、大麦の生産地を明確にすることはありません。さらに、日本産大麦は収穫量が少なく高価であるため、大量の麦芽を必要とするウイスキーづくりにはほとんど用いられてきませんでした。

しかし静岡蒸溜所では、製造を開始した2016年から日本産大麦を使用。大麦の産地ごとに分けて仕込み、テロワールを感じられるウイスキーづくりを行ってきました。
これは、「大麦の風味はウイスキーの味わいにほとんど影響しない」とされる定説に疑問を持ち、より明確なジャパニーズウイスキーづくりを目指した静岡蒸溜所独自の試みです。

これは「国産が優れている」ことを謳うのではなく、さまざまな大麦がもたらす味わいの違いを知りたいという探究心からであり、さらに多様な原酒を造り分けることで、より複雑なブレンディングを可能にするためです。

「ポットスティル」シリーズでは、特に大麦の産地ごとに「純日本大麦」「純外国産大麦」と分けてリリースしています。ノンピートの日本産大麦由来の味わいをそのままお愉しみいただけます。

薪直火蒸留機「W」

静岡蒸溜所の特徴である、世界的にも珍しい薪直火を熱源とした蒸留機は、Woodfired(薪の炎)を意味する「W」と呼ばれています。スコットランドのフォーサイス社製の銅製スティルと、国内のピザ窯職人特製の炉を組み合わせた、世界でたったひとつの蒸留機です。

燃料となる薪は、静岡の豊かな山の営みから溢れ出た間伐材。用途の少ない針葉樹の間伐材を活用するという、森林保護活動の一助にもなっています。地元のきこりが管理する山から切り出した木材を、蒸溜所の敷地内で乾燥し薪に仕立てています。

蒸留の際には、約15分おきに薪を投入します。この炎の状態を保つことも、静岡蒸溜所で試行錯誤を繰り返しながら培った技術の表れといえるでしょう。

スチームによる間接加熱では150℃程度のところ、薪直火では800℃という高温に達します。このように高い温度で加熱することで、コクと力強さ、心地よい香ばしさを持った原酒が造られています。

「ポットスティルW 純日本大麦 2024年版」

「ポットスティル」シリーズは、シングルモルトウイスキー
(単一の蒸溜所の原酒のみ)であるだけでなく、単一の初留蒸留機からの
原酒のみで構成しています。静岡蒸溜所では、このように蒸留機の特性を生かしたウイスキーを「シングルウォッシュスティル・ウイスキー」と表記しています。
※静岡蒸溜所特有の表現です

繊細な味わいの国産大麦麦芽から、パワフルな蒸留を経て育まれた「ポットスティルW 純日本大麦」の最新作
前作の「初版」は、ワールド・ウイスキー・アワード 2024にてベストジャパニーズ・スモールバッチシングルモルトを受賞しました。

国内限定5,000本のリリースとなります。